玉類たまるい)” の例文
しかし著物きものはみなくさつてしまつてのこつてをりませんが、かざものうち一番いちばんつのは、まづ勾玉まがたまその玉類たまるいであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
これらの玉類たまるいは、もとはむすびつらねて、くびからむねあるひは手頸てくび脚頸あしくびなどにめぐらしたものであることは、埴輪人形はにわにんぎようあらはされてゐるのをてもわかります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
なほ玉類たまるいのほかにからだへつけた裝飾品そうしよくひんには、金鐶きんかんといふどうにめっきをしたかんがありまして、これはたいてい一對いつゝひづゝるので、多分たぶん耳飾みゝかざりなどに使つかつたものとおもはれます。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)