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玉類
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たまるい
しかし
著物はみな
腐つてしまつて
殘つてをりませんが、
飾り
物の
中で
一番眼に
立つのは、まづ
勾玉その
他の
玉類であります。
これらの
玉類は、もとは
結びつらねて、
頸から
胸あるひは
手頸、
脚頸などにめぐらしたものであることは、
埴輪人形に
現されてゐるのを
見てもわかります。
なほ
玉類のほかに
體へつけた
裝飾品には、
金鐶といふ
銅にめっきをした
環がありまして、これはたいてい
一對づゝ
出るので、
多分耳飾りなどに
使つたものと
思はれます。