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『千ヶ寺詣』
ふりがな文庫
『
千ヶ寺詣
(
せんがじもうで
)
』
現今私の家に居る門弟の実見談だが、所は越後国西頸城郡市振村というところ、その男がまだ十二三の頃だそうだ、自分の家の直き近所に、勘太郎という樵夫の老爺が住んでいたが、倅は漁夫で、十七ばかりになる娘との親子三人暮であった、ところがこの家というの …
著者
北村四海
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
起
(
たつ
)
暮
(
ぐらし
)
等
(
だち
)
達
(
だち
)
白衣
(
きもの
)
己
(
おら
)
小
(
ちいさ
)
直
(
じ
)
居
(
い
)
言出
(
いいい
)
談
(
だん
)
血統
(
すじ
)
眼
(
ま
)
己
(
おのれ
)
何卒
(
どうか
)
申合
(
もうしあわ
)
弄
(
いじ
)
当
(
あた
)
現
(
あらわ
)
後
(
うしろ
)
折々
(
おりおり
)
暫時
(
しばらく
)
此度
(
こんど
)
榾火
(
ほだび
)
済
(
すま
)
談
(
はな
)
震上
(
ふるえあが
)
戸外
(
おもて
)
恰
(
あだか
)
偶然
(
ふと
)
其処
(
そこ
)
四隣
(
あたり
)
周囲
(
まわり
)
納経
(
のうきょう
)
経廻
(
へめぐ
)
老爺
(
おやじ
)
致方
(
いたしかた
)
興
(
きょう
)
葬式
(
とむらい
)
受取
(
うけと
)
覚
(
さと
)
宵
(
よい
)
倅
(
せがれ
)
談
(
はなし
)
貰手
(
もらいて
)
起
(
た
)
余程
(
よほど
)
何処
(
どこ
)
上
(
のぼ
)
片唾
(
かたず
)
早速
(
さっそく
)
或
(
ある
)
更
(
ふ
)
懐
(
ふところ
)
樵夫
(
きこり
)
一
(
ひと
)
流込
(
ながれこ
)
漸
(
ようや
)
炉
(
ろ
)
真黒
(
まっくろ
)
後
(
あと
)
現今
(
いま
)
幽
(
かす
)
病
(
やまい
)
癩病
(
らいびょう
)
家
(
うち
)
白衣
(
びゃくえ
)
皆
(
みんな
)
戸外
(
そと
)