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流込
ふりがな文庫
“流込”の読み方と例文
読み方
割合
ながれこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ながれこ
(逆引き)
泥濘
(
ぬかるみ
)
と
言
(
い
)
へば、まるで
沼
(
ぬま
)
で、
構内
(
こうない
)
まで、どろ/\と
流込
(
ながれこ
)
むで、
其処等
(
そこら
)
一
面
(
めん
)
の
群集
(
ぐんしふ
)
も
薄暗
(
うすぐら
)
く
皆
(
みな
)
雨
(
あめ
)
に
悄
(
しを
)
れて
居
(
ゐ
)
た。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
戸外
(
そと
)
は雪がちらちら降っていて、時々吹雪のような風が窓の戸をガタガタ音をさして、その隙間から、ヒューと寒く
流込
(
ながれこ
)
むと、
申合
(
もうしあわ
)
した様に子供
達
(
だち
)
は、
小
(
ちいさ
)
な肩を
皆
(
みんな
)
縮める
千ヶ寺詣
(新字新仮名)
/
北村四海
(著)
濁水
(
だくすい
)
がゴーゴーという音を立てて、
隅田川
(
すみだがわ
)
の方へ
流込
(
ながれこ
)
んでいる、
致方
(
しかた
)
がないので、
衣服
(
きもの
)
の
裾
(
すそ
)
を、思うさま
絡上
(
まくりあ
)
げて、何しろこの急流
故
(
ゆえ
)
、流されては一大事と、犬の様に
四這
(
よつんばい
)
になって
今戸狐
(新字新仮名)
/
小山内薫
(著)
流込(ながれこ)の例文をもっと
(4作品)
見る
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“流”で始まる語句
流行
流
流石
流眄
流暢
流布
流行唄
流浪
流転
流連
“流込”のふりがなが多い著者
北村四海
小山内薫
泉鏡太郎
泉鏡花