“流転”の読み方と例文
旧字:流轉
読み方割合
るてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし盲目の母を引き連れて流転るてんするのは難儀のことと察しられるから、村方一同はかれに代って母の一生を扶持すべしとあった。
半七捕物帳:24 小女郎狐 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
そうして、大きな空を仰いで、彼の前に突如としてやんだように見えるこの劇が、これから先どう永久に流転るてんして行くだろうかを考えた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そして、梶原景時は、府を追われて、駿河路するがじで兵に殺された。武門の流転るてんは、激浪のようである。法門の大水たいすいは、吐かれずしてよどんでいる。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)