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流転
ふりがな文庫
“流転”の読み方と例文
旧字:
流轉
読み方
割合
るてん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
るてん
(逆引き)
しかし盲目の母を引き連れて
流転
(
るてん
)
するのは難儀のことと察しられるから、村方一同はかれに代って母の一生を扶持すべしとあった。
半七捕物帳:24 小女郎狐
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
そうして、大きな空を仰いで、彼の前に突如としてやんだように見えるこの劇が、これから先どう永久に
流転
(
るてん
)
して行くだろうかを考えた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そして、梶原景時は、府を追われて、
駿河路
(
するがじ
)
で兵に殺された。武門の
流転
(
るてん
)
は、激浪のようである。法門の
大水
(
たいすい
)
は、吐かれずして
澱
(
よど
)
んでいる。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
流転(るてん)の例文をもっと
(52作品)
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“流転”の意味
《名詞》
流転(るてん、りゅうてん)
限りなく移り変わること。
(仏教)六道の間を迷いながら生死を繰り返すこと。
(鉄道で)ブレーキのかかっていない車両が勾配をくだること。
(出典:Wiktionary)
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
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“流転”のふりがなが多い著者
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