“濁水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だくすい47.8%
だくすゐ21.7%
じょくすい8.7%
にごりみず8.7%
どろみず4.3%
どろみづ4.3%
にごりみづ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
火口休息状態にあるは、大抵濁水へてゐるが、これが硫黄むために乳白色ともなれば、熱湯となることもある。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
ぶりき板の破片や腐つた屋根板でいたあばらは数町に渡つて、左右から濁水んで互にその傾いたを向ひ合せてゐる。
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
に金光をめし満目の雪、には濁水して河海に落滅す。今宵銀燭をねし栄耀の花、暁には塵芥となつて泥土にす。三界は波上の、一生は空裡の虹とかや。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
工学部の正門前は、広い道路を隔てて、二三里の南に在る若杉山のまで、一面の水田になっていて、はてしもなくり輝く濁水の中に、田植笠が数限りなく散らばっている。
空を飛ぶパラソル (新字新仮名) / 夢野久作(著)
滔々たる濁水社会にチト変人のように窮屈なようにあるが、ればとて実際浮気花柳談うことは大抵事細て居る。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
「ぢや、花吉、お前するツて云ふんだ」と、お六はもて頭掻きつゝ、顔打ちしかめ「濁水稼業をして居る身の、思ふ男に添ひ遂げることの出来ない位は、おだつて、百も承知だらうぢやないか、 ...
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)