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濁水
ふりがな文庫
“濁水”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
だくすい
45.8%
だくすゐ
20.8%
にごりみず
12.5%
じょくすい
8.3%
どろみず
4.2%
どろみづ
4.2%
にごりみづ
4.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だくすい
(逆引き)
火口
(
かこう
)
の
池
(
いけ
)
が
休息
(
きゆうそく
)
の
状態
(
じようたい
)
にある
時
(
とき
)
は、
大抵
(
たいてい
)
濁水
(
だくすい
)
を
湛
(
たゝ
)
へてゐるが、これが
硫黄
(
いおう
)
を
含
(
ふく
)
むために
乳白色
(
にゆうはくしよく
)
ともなれば、
熱湯
(
ねつとう
)
となることもある。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
濁水(だくすい)の例文をもっと
(11作品)
見る
だくすゐ
(逆引き)
ぶりき板の破片や腐つた屋根板で
葺
(
ふ
)
いたあばら
家
(
や
)
は数町に渡つて、
左右
(
さいう
)
から
濁水
(
だくすゐ
)
を
挟
(
さしはさ
)
んで互にその傾いた
廂
(
ひさし
)
を向ひ合せてゐる。
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
濁水(だくすゐ)の例文をもっと
(5作品)
見る
にごりみず
(逆引き)
工学部の正門前は、広い道路を隔てて、二三里の南に在る若杉山の
麓
(
ふもと
)
まで、一面の水田になっていて、はてしもなく
漲
(
みなぎ
)
り輝く
濁水
(
にごりみず
)
の中に、田植笠が数限りなく散らばっている。
空を飛ぶパラソル
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
濁水(にごりみず)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
じょくすい
(逆引き)
晨
(
あした
)
に金光を
鏤
(
ちりば
)
めし
満目
(
まんもく
)
の雪、
夕
(
ゆうべ
)
には
濁水
(
じょくすい
)
と
化
(
け
)
して
河海
(
かかい
)
に落滅す。
今宵
(
こんしょう
)
銀燭を
列
(
つら
)
ねし
栄耀
(
えいよう
)
の花、暁には
塵芥
(
じんかい
)
となつて泥土に
委
(
い
)
す。三界は波上の
紋
(
もん
)
、一生は
空裡
(
くうり
)
の虹とかや。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
濁水(じょくすい)の例文をもっと
(2作品)
見る
どろみず
(逆引き)
滔々
(
とうとう
)
たる
濁水
(
どろみず
)
社会にチト変人のように窮屈なようにあるが、
左
(
さ
)
ればとて実際
浮気
(
うわき
)
な
花柳談
(
かりゅうだん
)
と
云
(
い
)
うことは
大抵
(
たいてい
)
事細
(
ことこまか
)
に
知
(
しっ
)
て居る。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
濁水(どろみず)の例文をもっと
(1作品)
見る
どろみづ
(逆引き)
「ぢや、花吉、お前
何
(
どう
)
するツて云ふんだ」と、お六は
簪
(
かんざし
)
もて頭掻きつゝ、顔打ちしかめ「
濁水
(
どろみづ
)
稼業をして居る身の、思ふ男に添ひ遂げることの出来ない位は、お
前
(
めえ
)
だつて、百も承知だらうぢやないか、 ...
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
濁水(どろみづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
にごりみづ
(逆引き)
ぴちやぴちやと
濁水
(
にごりみづ
)
が
凄
(
すご
)
いわねえ
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
濁水(にごりみづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“濁水”の意味
《名詞》
濁水(だくすい / じょくすい)
濁った水。にごりみず。
(出典:Wiktionary)
濁
常用漢字
中学
部首:⽔
16画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“濁”で始まる語句
濁
濁酒
濁声
濁世
濁聲
濁流
濁麦酒
濁江
濁浪
濁穢
“濁水”のふりがなが多い著者
山東京山
小山内薫
木下尚江
吉行エイスケ
徳冨蘆花
福沢諭吉
末吉安持
高浜虚子
吉川英治
長塚節