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満目
ふりがな文庫
“満目”の読み方と例文
読み方
割合
まんもく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんもく
(逆引き)
此頃のくせで、起き出る頃は、
毎
(
いつ
)
も
満目
(
まんもく
)
の
霧
(
きり
)
。雨だなと思うと、朝飯食ってしまう頃からからりと
霽
(
は
)
れて、申分なき
秋暑
(
しゅうしょ
)
になる。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
終りには肩をすぼめて、恐る恐る歩行た。雨は
満目
(
まんもく
)
の
樹梢
(
じゅしょう
)
を
揺
(
うご
)
かして
四方
(
しほう
)
より
孤客
(
こかく
)
に
逼
(
せま
)
る。非人情がちと強過ぎたようだ。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
本来醜美は自身の内に存するものにして、
毫末
(
ごうまつ
)
も他に関係あるべからず。いやしくも我が一身の内に美ならんか、
身外
(
しんがい
)
満目
(
まんもく
)
の醜美は以て我が美を
軽重
(
けいちょう
)
するに足らず。
日本男子論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
満目(まんもく)の例文をもっと
(11作品)
見る
満
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“満目”で始まる語句
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満目荒涼
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雲峯満目放春晴
出目右満
“満目”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
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福沢諭吉
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柳田国男
夏目漱石
夢野久作
中谷宇吉郎
田中貢太郎