“身外”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんがい75.0%
しんぐわい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
通常(つうじょう)の人間(にんげん)は、いいことも、悪(わる)いことも皆(みな)身外(しんがい)から求(もと)めます。即(すなわ)ち馬車(ばしゃ)だとか、書斎(しょさい)だとかと、しかし思想家(しそうか)は自身(じしん)に求(もと)めるのです。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
一瞥心機を転じて身外(しんがい)の万物を忘れ、其旧を棄てゝ新惟(こ)れ謀るは人間大自在の法にして、我輩が飽くまでも再縁論を主張する由縁なり。
新女大学 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
通常(つうじやう)の人間(にんげん)は、可(い)い事(こと)も、惡(わる)い事(こと)も皆(みな)身外(しんぐわい)から求(もと)めます。即(すなは)ち馬車(ばしや)だとか、書齋(しよさい)だとかと、然(しか)し思想家(しさうか)は自身(じしん)に求(もと)めるのです。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
『暖(あたゝか)い閑靜(かんせい)な書齋(しよさい)と、此(こ)の病室(びやうしつ)との間(あひだ)に、何(なん)の差(さ)も無(な)いのです。』と、アンドレイ、エヒミチは云(い)ふた。『人間(にんげん)の安心(あんしん)と、滿足(まんぞく)とは身外(しんぐわい)に在(あ)るのではなく、自身(じしん)の中(うち)に在(あ)るのです。』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)