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閑靜
ふりがな文庫
“閑靜”のいろいろな読み方と例文
新字:
閑静
読み方
割合
かんせい
60.0%
しづか
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんせい
(逆引き)
彼
(
かれ
)
は
夏休
(
なつやす
)
み
前
(
まへ
)
から、
少
(
すこ
)
し
閑靜
(
かんせい
)
な
町外
(
まちはづ
)
れへ
移
(
うつ
)
つて
勉強
(
べんきやう
)
する
積
(
つもり
)
だとか
云
(
い
)
つて、わざ/\
此
(
この
)
不便
(
ふべん
)
な
村同樣
(
むらどうやう
)
な
田舍
(
ゐなか
)
へ
引込
(
ひつこ
)
んだのである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
聲
(
こゑ
)
きくよすがも
有
(
あ
)
らざりければ、
別亭
(
はなれ
)
に
澁茶
(
しぶちや
)
すゝりながら
夫
(
それ
)
となき
物語
(
ものがたり
)
、この
四隣
(
あたり
)
はいづれも
閑靜
(
かんせい
)
にて、
手廣
(
てびろ
)
き
園生
(
そのふ
)
浦山
(
うらやま
)
しきものなり、
此隣
(
このとな
)
りは
誰樣
(
たれさま
)
の
御別莊
(
ごべつさう
)
ぞ
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
閑靜(かんせい)の例文をもっと
(3作品)
見る
しづか
(逆引き)
思ひ出すには
閑靜
(
しづか
)
なる所がよきものなり因て
見張
(
みはり
)
を
附
(
つけ
)
るにより
明
(
あき
)
長屋
(
ながや
)
へ
到
(
いた
)
り
篤
(
とく
)
と考へ見よとて同心に
遠見
(
とほみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
現今
(
いま
)
ほどすつかり
工場町
(
こうぢやうまち
)
になつてしまはないで、松林に
梅雨
(
つゆ
)
の雨が煙り、そのすぐ岸近くを行く
汽船
(
ふね
)
の、汽笛の音が松の間をぬつて廣がりきこえるほど、まだ
閑靜
(
しづか
)
だつた時分、ある家の塀の中に
桑摘み
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
閑靜(しづか)の例文をもっと
(2作品)
見る
閑
常用漢字
中学
部首:⾨
12画
靜
部首:⾭
16画
“閑靜”で始まる語句
閑靜期
検索の候補
閑靜期
“閑靜”のふりがなが多い著者
作者不詳
アントン・チェーホフ
樋口一葉
長谷川時雨
夏目漱石