“浦山”の読み方と例文
読み方割合
うらやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魚津うおづより三日市みっかいち浦山うらやま船見ふなみとまりなど、沿岸の諸駅しょえきを過ぎて、越中越後の境なるせきという村を望むまで、陰晴いんせいすこぶる常ならず。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
翌日僕にニヤニヤ笑い乍ら「昨夜は最初にフランスを、次にロシアを、次に支那を」と話してくれて僕を浦山うらやましがらせ
赤げっと 支那あちこち (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
高ちやんなぞは夜るるからとても枕を取るよりはやくいびきの声たかく、い心持らしいがどんなに浦山うらやましうござんせう
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)