“山浦”の読み方と例文
読み方割合
やまうら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つけて行って拾ったんだよ。それから、山浦やまうらとかいう武家から抜いてやったのと、姐御が自分で持っているのを勘定すると丁度ちょうど四枚だろう、あと三枚——
大江戸黄金狂 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
『もしや貴方様は、山浦やまうら内蔵助さまと仰っしゃいませんでしょうか。てまえは、松代の飛脚ひきゃくでございますが』
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
最近に諏訪すわ山浦やまうら地方で、土地の老人老女の覚えていた歌を数百首、小池安右衛門やすえもん君が採集したことがある。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)