“山川浦路”の読み方と例文
読み方割合
やまかわうらじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いまは「近代劇協会」を主宰している良人おっと上山草人かみやまそうじん氏と御夫婦しておなじ協会の生徒であった山川浦路やまかわうらじ氏の談話によると、生徒時代から須磨子は努力の化身のようで
松井須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
但し上山草人かみやまそうじんの正妻であった山川浦路やまかわうらじの妹で、後に女優になって夭折ようせつした上山珊瑚かみやまさんご、——彼女には大分思召おぼしめしがあったらしい。あるいはただの関係ではなかったかも知れない。
文壇昔ばなし (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)