“うらやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ウラヤマ
語句割合
75.8%
浦山10.9%
裏山7.3%
可羨6.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
として笑い直せたのです。然し私は変にそれが云えなかったのです。そして健康な感情の均整をいつも失わないOをうらやましく思いました。
橡の花 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
翌日僕にニヤニヤ笑い乍ら「昨夜は最初にフランスを、次にロシアを、次に支那を」と話してくれて僕を浦山うらやましがらせ
赤げっと 支那あちこち (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
兩人りやうにんすそところが、とこよこ一間いつけん三尺さんじやくはりだしの半戸はんとだな、した床張ゆかばり、突當つきあたりがガラスはきだしまどで、そこが裏山うらやまむかつたから、ちやうどそのまど
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「お俊ちゃんの旦那さんは大層好い方だそうですネ」とお雪は豊世と一緒に写真を見ながら、「お俊ちゃんは真実ほんと可羨うらやましい」
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)