“やつか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヤツカ
語句割合
八束55.6%
八拳11.1%
矢塚11.1%
矢柄11.1%
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
扉をあけて覗くと、神体はすでに他へ移されたのであろう、古びた八束やつか台の上に一本の白い幣束へいそくが乗せてあるだけであった。その幣束の紙はまだ新らしかった。
半七捕物帳:58 菊人形の昔 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
神産巣日御祖かむむすびみおやの命の富足とだる天の新巣にひす凝烟すす八拳やつか垂るまでき擧げ二六つちの下は、底つ石根に燒きこらして、𣑥繩たくなはの千尋繩うち二七、釣する海人あまが、口大の尾翼鱸をはたすずき二八さわさわにきよせげて
高氏の部下が矢を納めたという矢塚やつかも遠くない。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その兩股りようまたあひだ矢柄やつかあしのついたものといつたふうに、いろ/\の種類しゆるいがありますが、このうち兩脚りようあしてゐるものは、いつたんさゝると中々なか/\きにくゝ、てきころすにつごうがよいので
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
「いゝからやつかむなえ」
芋掘り (旧字旧仮名) / 長塚節(著)