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『橡の花』
ふりがな文庫
『
橡の花
(
とちのはな
)
』
この頃の陰鬱な天候に弱らされていて手紙を書く気にもなれませんでした。以前京都にいた頃は毎年のようにこの季節に肋膜を悪くしたのですが、此方へ来てからはそんなことはなくなりました。一つは酒類を飲まなくなったせいかも知れません。然しやはり精神が不 …
著者
梶井基次郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「青空」1925(大正14)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約22分(500文字/分)
朗読目安時間
約36分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
打
(
ぶつ
)
ゝ
(
そもそも
)
解
(
ほぐ
)
後
(
おく
)
此方
(
こっち
)
滑稽
(
おどけ
)
難
(
にく
)
貯
(
た
)
自
(
おのずか
)
秀
(
ほ
)
憶
(
おぼ
)
羨
(
うらやま
)
忍冬
(
すいかずら
)
胎
(
たい
)
唱
(
うた
)
飾燈
(
ネオン
)
倦
(
あ
)
使
(
つかい
)
種々
(
いろいろ
)
鬱陶
(
うっとう
)
歪
(
ゆが
)
流行
(
はや
)
湧
(
わ
)
驢馬
(
ろば
)
湯槽
(
ゆぶね
)
無暗
(
むやみ
)
独
(
ひと
)
皺
(
しわ
)
瞥
(
べつ
)
音諧
(
おんかい
)
露
(
あら
)
雲翳
(
うんえい
)
距
(
へだ
)
関聯
(
かんれん
)
肋膜
(
ろくまく
)
遠離
(
とおざか
)
膝
(
ひざ
)
膨
(
ふく
)
椎茜
(
しいあかね
)
螢
(
ほたる
)
衣
(
きぬ
)
遠退
(
とおの
)
讃
(
ほ
)
身体
(
からだ
)
貪婪
(
どんらん
)
俯向
(
うつむ
)
嫌悪
(
けんお
)
堪
(
たま
)
嘲笑
(
ちょうしょう
)
南葵
(
なんき
)
判然
(
はっきり
)
凱歌
(
がいか
)
億劫
(
おっくう
)
倦怠
(
けんたい
)
寐
(
ね
)
何時
(
いつ
)
何故
(
なぜ
)
伸々
(
のびのび
)
伴侶
(
はんりょ
)
亢奮
(
こうふん
)
些細
(
ささい
)
予
(
あらかじ
)
不図
(
ふと
)
捕
(
と
)
機
(
はた
)
樫
(
かし
)
椎
(
しい
)
棘々
(
とげとげ
)
梅雨
(
つゆ
)
柵
(
さく
)
朴
(
ほお
)
掠
(
かす
)
此方
(
こちら
)
悶着
(
もんちゃく
)
性
(
しょう
)
微笑
(
ほほえ
)
弛
(
ゆる
)
崖
(
がけ
)
尾籠
(
びろう
)
専
(
もっぱ
)