トップ
>
雲翳
ふりがな文庫
“雲翳”の読み方と例文
読み方
割合
うんえい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うんえい
(逆引き)
何の
雲翳
(
うんえい
)
もなく、洋々たる前途の希望の光りに輝いていた居士は、これを嵐山清遊の時に見たのであったが、たとい病余の身であるにしても
子規居士と余
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
春光嬉々として空に一点の
雲翳
(
うんえい
)
なき意外の好天気と相成、明け放したる窓の晴心地に、壁上のベクリンが
画幀
(
ぐわてい
)
も常よりはいと鮮やかに見られ候。
渋民村より
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
個人としても国民としても自ら悪意や
猜疑心
(
さいぎしん
)
を以て暗雲を立て、東西の方角までも
朦朧
(
もうろう
)
たらしむるに代え、善意と友情によりて
碧空
(
ひきくう
)
一点の
雲翳
(
うんえい
)
を止めざる所まで昇るを要する。
東西相触れて
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
雲翳(うんえい)の例文をもっと
(7作品)
見る
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
翳
漢検1級
部首:⽻
17画
“雲”で始まる語句
雲
雲雀
雲母
雲霞
雲泥
雲間
雲水
雲霧
雲井
雲切
“雲翳”のふりがなが多い著者
河口慧海
徳富蘇峰
新渡戸稲造
高浜虚子
長塚節
梶井基次郎
石川啄木