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雲霧
ふりがな文庫
“雲霧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くもきり
47.8%
うんむ
21.7%
くもぎり
13.0%
くも
4.3%
もや
4.3%
もやもや
4.3%
もや/\
4.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くもきり
(逆引き)
ひとりの男の目まぜに働く四、五人の
黒衣
(
くろご
)
、それは
正
(
まさ
)
しく、徳川万太郎を暗殺することの
籖
(
くじ
)
を引きあてた、
雲霧
(
くもきり
)
の
仁三
(
にざ
)
の一組です。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雲霧(くもきり)の例文をもっと
(11作品)
見る
うんむ
(逆引き)
おまけに
先刻
(
さつき
)
の
手早
(
てばや
)
き
藝當
(
げいたう
)
が
其
(
その
)
效果
(
きゝめ
)
を
現
(
あら
)
はして
來
(
き
)
たので、
自分
(
じぶん
)
は
自分
(
じぶん
)
と
腹
(
はら
)
が
定
(
き
)
まり、
車窓
(
しやさう
)
から
雲霧
(
うんむ
)
に
埋
(
うも
)
れた
山々
(
やま/\
)
を
眺
(
なが
)
め
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
雲霧(うんむ)の例文をもっと
(5作品)
見る
くもぎり
(逆引き)
それは初夏の明るい日で開け放した
障子
(
しょうじ
)
の外はすぐ
山路
(
やまみち
)
になっていて、そこをあがりおりする人の影が時とすると
雲霧
(
くもぎり
)
のように
薄
(
うっ
)
すらした影を
曳
(
ひ
)
いた。
竈の中の顔
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
雲霧(くもぎり)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
くも
(逆引き)
こうして全体を見渡したところ、あんまり
雲霧
(
くも
)
が多く、大地がほとんど見えないので、何だか夢のような感じがするのであった。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
雲霧(くも)の例文をもっと
(1作品)
見る
もや
(逆引き)
誰
(
だれ
)
かが
枕辺
(
まくらべ
)
で
泣
(
な
)
いたり、
叫
(
さけ
)
んだりする
時
(
とき
)
にはちょっと
意識
(
いしき
)
が
戻
(
もど
)
りかけますが、それとてホンの一
瞬
(
しゅん
)
の
間
(
あいだ
)
で、やがて
何
(
なに
)
も
彼
(
か
)
も
少
(
すこ
)
しも
判
(
わか
)
らない、
深
(
ふか
)
い
深
(
ふか
)
い
無意識
(
むいしき
)
の
雲霧
(
もや
)
の
中
(
なか
)
へとくぐり
込
(
こ
)
んで
了
(
しま
)
うのです。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
雲霧(もや)の例文をもっと
(1作品)
見る
もやもや
(逆引き)
よいよいと仰せられたただの一言に
雲霧
(
もやもや
)
はもうなくなって、
清
(
すず
)
しい風が大空を吹いて居るような心持になったわ、
昨日
(
きのう
)
はまた上人様からわざわざのお招きで
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
雲霧(もやもや)の例文をもっと
(1作品)
見る
もや/\
(逆引き)
扨いよ/\了見を定めて上人様の御眼にかゝり所存を申し上げて見れば、好い/\と仰せられた唯の一言に
雲霧
(
もや/\
)
は
既
(
もう
)
無くなつて、
清
(
すゞ
)
しい風が大空を吹いて居るやうな心持になつたは
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
雲霧(もや/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
霧
常用漢字
中学
部首:⾬
19画
“雲霧”で始まる語句
雲霧晦冥
雲霧組
雲霧茶屋
雲霧仁左衛門
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雲霧組
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雲散霧消
霧雲
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徳冨蘆花
樋口一葉
国木田独歩
幸田露伴
三遊亭円朝
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
吉川英治
田中貢太郎
芥川竜之介
泉鏡花