“藝當”のいろいろな読み方と例文
新字:芸当
読み方割合
げいたう80.0%
げいとう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斯んな市井の噂をかき集めて來るのが、八五郎の得意の藝當げいたうで、平次に取つては、まことに有難い特技だつたのです。
銭形平次捕物控:274 贋金 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
おまけに先刻さつき手早てばや藝當げいたうその效果きゝめあらはしてたので、自分じぶん自分じぶんはらまり、車窓しやさうから雲霧うんむうもれた山々やま/\なが
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
それを一々いち/\説明せつめいすれば百科ひやつかがく講釋こうしやくすることになり、それはわたしには出來できない藝當げいとうであるのみならず、一册いつさつほんにはとうていをされません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)