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藝當
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げいたう
ふりがな文庫
“
藝當
(
げいたう
)” の例文
新字:
芸当
斯んな市井の噂をかき集めて來るのが、八五郎の得意の
藝當
(
げいたう
)
で、平次に取つては、まことに有難い特技だつたのです。
銭形平次捕物控:274 贋金
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
おまけに
先刻
(
さつき
)
の
手早
(
てばや
)
き
藝當
(
げいたう
)
が
其
(
その
)
效果
(
きゝめ
)
を
現
(
あら
)
はして
來
(
き
)
たので、
自分
(
じぶん
)
は
自分
(
じぶん
)
と
腹
(
はら
)
が
定
(
き
)
まり、
車窓
(
しやさう
)
から
雲霧
(
うんむ
)
に
埋
(
うも
)
れた
山々
(
やま/\
)
を
眺
(
なが
)
め
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
時
(
とき
)
や
冬
(
ふゆ
)
、
小春日
(
こはるび
)
の
返
(
かへ
)
り
咲
(
ざき
)
にも
怪
(
あや
)
し
何處
(
いづこ
)
にか
取
(
と
)
り
得
(
え
)
たる。
昌黎
(
しやうれい
)
屹
(
きつ
)
と
其
(
そ
)
の
面
(
おもて
)
を
睨
(
にら
)
まへてあり。
韓湘
(
かんしやう
)
拜謝
(
はいしや
)
して
曰
(
いは
)
く、
小姪
(
せうてつ
)
此
(
こ
)
の
藝當
(
げいたう
)
ござ
候
(
さふらふ
)
。
因
(
よ
)
りて
書
(
しよ
)
を
讀
(
よ
)
まず
又
(
また
)
學
(
まな
)
ばざるにて
候
(
さふらふ
)
。
花間文字
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
鼻
(
はな
)
ッ
粱
(
ぱしら
)
で
鰻
(
うなぎ
)
の
藝當
(
げいたう
)
——
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
思
(
おも
)
ひきや
此
(
この
)
藝當
(
げいたう
)
を
見
(
み
)
ながら
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
藝
部首:⾋
18画
當
部首:⽥
13画
“藝”で始まる語句
藝術
藝妓
藝
藝者
藝人
藝奴
藝題
藝子
藝妓屋
藝術的