“車窓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まど57.1%
しゃそう14.3%
しやさう14.3%
マド14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駅燈がちらと車窓まどをかすめると、やがて車体が転車台のところでがたがたおどったものだから、うとうとしかけたばかりの若い女は、その震動と音響で目をさました。
列車が、駅へつくたびに、彼は、車窓しゃそうから顔を出して、もしやアンの乗っている列車が、同じホームについて、待っていないかと、一生けんめいに探したのであった。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
おまけに先刻さつき手早てばや藝當げいたうその效果きゝめあらはしてたので、自分じぶん自分じぶんはらまり、車窓しやさうから雲霧うんむうもれた山々やま/\なが
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
車窓マドから、妹の家は若葉してゐる
行乞記:03 (二) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)