“まど”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:マド
語句割合
51.9%
28.2%
6.1%
2.0%
1.8%
1.8%
1.4%
1.2%
間取0.8%
車窓0.6%
0.6%
0.4%
0.4%
0.4%
0.2%
天窓0.2%
獄窓0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
網窓0.2%
0.2%
舷窓0.2%
0.2%
鉄窓0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとりきりになると、男はぎわにいって、まだ昼間だというのに、カーテンをひいた。へやのなかが、きゅうに、うす暗くなった。
もしこの評眼をもちて財主の妹を財主と共に虐殺したる一節をまば、作者用意の如何に非凡なるかをるにはぬなるべし。
「罪と罰」の殺人罪 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
しかも、そうした疑問を抱きながらも、寝台羽根蒲団は、相変らずふくふくとして柔らかく、かな夢を結ぶには、好適この上もありません。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
秋山黄葉はせるめむ山道知らずも 〔巻二・二〇八〕 柿本人麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
姫は、山田の道場のから仰ぐ空の狭さを悲しんでいる間に、何時かここまで来て居たのである。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
まだ維廉一世の街に臨めるに倚り玉ふ頃なりければ、樣々の色に飾り成したる禮裝をなしたる、き少女の巴里まねびの粧したる、彼も此も目を驚かさぬはなきに
舞姫 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
長い陰気なこのごろの雨の日の毎日毎日に、彼の沈んだ心のである彼のを、人生の憂悶からそむけて外側の方へ向ける度毎に、彼の瞳に映つて来るのはその丘であつた。
頭はは堂にくという素晴らしい大きさである。葉公はこれを見るやれわなないてげ走った。その魂魄を失い五色主無し、という意気地無さであった。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
中二階六疊にはさんで、梯子段れて二階二間八疊十疊——ざつとこの間取りで、なかんづくその中二階すだれに、のしつとりした岐阜提灯淺葱にすくのに
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
『休暇で帰るのに見送なんかて貰はなくツてもいと言つたのに、態々俥でやつて来てね。麦酒や水菓子なんか車窓ン中へ抛り込んでくれた。皆様に宜敷ツて言つてたよ。』
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
ず、しづかにはたやかに
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
のもとに喰伏られあけにそみ、そのかたはらにはちゞみの糸などふみちらしたるさまなり。七ツの男の子はにありてかばねれたり。
はすならん
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
「邪神は年経たるなり、かれがなる物にて、牛とみてはを生み、馬とあいては竜馬を生むといえり、このわせつるも、はた、そこの秀麗けたると見えたり」と云ってめた。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「みんな蟻がとってしまいましたよ。私のような弱いものをだますなんて、うてください。償うてください。」
ツェねずみ (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
さあツェねずみは、さっそくバケツへやって来て、っておくれ償っておくれを、二百五十ばかり言いました。
ツェねずみ (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
ちょうど丁子風呂の女湯の天窓のところへ行くと、平次は手を伸して、油障子を開けました。少し骨は折れますが、それでも大したキシミもせずに、スラスラと開きます。
「女湯の天窓が開いて、陽が射していたのを知っているかい」
日溜りの広きにすずめ降り来しが惜し気なく去ぬるを獄窓に視てをり
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)
自愛するひと日に足りて寄り添へる獄窓の洩れ陽をまぶしみてをり
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)
芸術のうちにはめ込まれた利己心は、雲雀どもにたいする鏡であり、弱き者どもをわす炬火である。ジャックリーヌの周囲でも、多くの婦人が彼にとらえられたのだった。
此度大喪使長官様といふのは、もトロ/\ろみたまふ事もございませんといふ、大層御丁寧しやいますから、どもにはらなくつてひにくいくらゐで
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
まちれた身體をそつと椅子にもたれて、かなをのぞこふとをのぞくと、窓際川柳青白しくのびてた。
追憶 (旧字旧仮名) / 素木しづ(著)
姉弟と書きつ書かれし人と会ひ語ることなき初対面の網窓
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)
そのうちろいと思ったか、鉄扇を捨てて無手をした自斎は、飛燕の如く身を屈めると、もう渦を巻いてる多勢の思わぬ所へ姿を現わし、寄る奴当る奴の襟首とって、人を人へ投げつけはじめた。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そうして、舷窓からはいってくる薄暗いひかりは、船の揺れかたによって、その窓が海の方へ向いたり、空の方へ向いたりするたびごとに色が変わっていた。
往反ノ者ノ路ニラザルハナシ矣、ノ俗天下ニ女色ヲヒ売ル者、老少提結シ、邑里相望ミ、舟ヲ門前にギ、客ヲ河中ニチ、キ者ハ脂粉謌咲シテ以テ人心ヲハシ
蘆刈 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
お母あさんと呼んでみた月の鉄窓
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)