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牕
ふりがな文庫
“牕”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まど
75.0%
マド
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まど
(逆引き)
家の壁は
葡萄
(
ぶどう
)
、薔薇の蔓にまとわれ、半身像を以て飾られ、
牕
(
まど
)
の
桁
(
けた
)
には瓶を並べ、
纏絡
(
てんらく
)
植物それより生え出でる。舞台の右方はこの壁にて仕切られるなり。
チチアンの死
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
姫は、山田の道場の
牕
(
まど
)
から仰ぐ空の狭さを悲しんでいる間に、何時かここまで来て居たのである。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
牕(まど)の例文をもっと
(9作品)
見る
マド
(逆引き)
この家も世間どほりに、女部屋は、日あたりに
疎
(
ウト
)
い北の屋にあつた。その西側に、
小
(
チヒサ
)
な
蔀戸
(
シトミド
)
があつて、其をつきあげると、方三尺位な
牕
(
マド
)
になるやうに出来てゐる。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
あなた達の偸安の
牕
(
マド
)
を開け放つてはいけない
街のシルヱット
(新字旧仮名)
/
山口芳光
(著)
牕(マド)の例文をもっと
(3作品)
見る
牕
部首:⽚
15画
“牕”を含む語句
艙牕
関松牕
“牕”のふりがなが多い著者
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
ステファヌ・マラルメ
山口芳光
蒲原有明
北村透谷
高村光太郎
若山牧水
室生犀星
折口信夫