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纏絡
ふりがな文庫
“纏絡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てんらく
75.0%
まとひつ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんらく
(逆引き)
「生の流転をはかなむ心持ちに
纏絡
(
てんらく
)
する煩わしい感情から脱したい、
乃至
(
ないし
)
時々それから避けて休みたい、ある土台を得たい」
享楽人
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
家の壁は
葡萄
(
ぶどう
)
、薔薇の蔓にまとわれ、半身像を以て飾られ、
牕
(
まど
)
の
桁
(
けた
)
には瓶を並べ、
纏絡
(
てんらく
)
植物それより生え出でる。舞台の右方はこの壁にて仕切られるなり。
チチアンの死
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
纏絡(てんらく)の例文をもっと
(3作品)
見る
まとひつ
(逆引き)
変遷、変遷——見たまへ、千曲川の岸にある城跡を。
彼
(
あ
)
の名残の石垣が君等の目にはどう見えるね。斯う
蔦
(
つた
)
や
苺
(
いちご
)
などの
纏絡
(
まとひつ
)
いたところを見ると、我輩はもう言ふに言はれないやうな
心地
(
こゝろもち
)
になる。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
纏絡(まとひつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
纏
漢検準1級
部首:⽷
21画
絡
常用漢字
中学
部首:⽷
12画
“纏”で始まる語句
纏
纏綿
纏頭
纏足
纏向
纏繞
纏縛
纏布
纏夤
纏持
検索の候補
絡纏
臍帯纏絡
臍帶纏絡
“纏絡”のふりがなが多い著者
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
倉田百三
和辻哲郎
島崎藤村