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纏繞
ふりがな文庫
“纏繞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てんじょう
50.0%
てんげう
16.7%
てんにょう
16.7%
まといつ
16.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんじょう
(逆引き)
屍体
(
したい
)
頸部には
絞縛
(
こうばく
)
したる
褶痕
(
しゅうこん
)
と
鬱血
(
うっけつ
)
、その他の
索溝
(
さっこう
)
相交
(
あいまじ
)
って
纏繞
(
てんじょう
)
せり、
然
(
しか
)
れども気管喉頭部、及、頸動脈等も外部より損傷を認むる
能
(
あた
)
わず。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
纏繞(てんじょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
てんげう
(逆引き)
三月大、四月大、五月小、六月大であつたから、百三十六日間であつた。此間貧窮は例に依つて柏軒に
纏繞
(
てんげう
)
してゐたらしい。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
纏繞(てんげう)の例文をもっと
(1作品)
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てんにょう
(逆引き)
蔓
(
つる
)
がうねうねとからまりついて解き難い
纏繞
(
てんにょう
)
の相を見せる。そこからもつれもめることの形容となり、ひいては争論の意に用いられる。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
纏繞(てんにょう)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
まといつ
(逆引き)
木が茂って
松蘿
(
さるのおがせ
)
が、どの枝からも腐った
錨綱
(
いかりづな
)
のようにぶら下っている、こればかりではない、葛、
山紫藤
(
やまふじ
)
、山葡萄などの蔓は、木々の裾から
纏繞
(
まといつ
)
いて
翠
(
みどり
)
の葉を母木の胸に
翳
(
かざ
)
し
梓川の上流
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
纏繞(まといつ)の例文をもっと
(1作品)
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纏
漢検準1級
部首:⽷
21画
繞
漢検1級
部首:⽷
18画
“纏”で始まる語句
纏
纏綿
纏頭
纏足
纏向
纏縛
纏絡
纏布
纏夤
纏持
“纏繞”のふりがなが多い著者
小島烏水
和辻哲郎
森鴎外
久生十蘭
夢野久作