“相交”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいまじ40.0%
あいか20.0%
あいまじわ20.0%
あひまじはり20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
屍体したい頸部には絞縛こうばくしたる褶痕しゅうこん鬱血うっけつ、その他の索溝さっこう相交あいまじって纏繞てんじょうせり、しかれども気管喉頭部、及、頸動脈等も外部より損傷を認むるあたわず。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
一穂いっすいの燭を横にして、凝視を相交あいかわしていることも、依然であった。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここかしこに犬の首、猫のつら、手とも謂わず足とも謂わず切断して棄てたるが、三々五々相交あいまじわる。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
間もなく被免めんぜられ、医学校へ出、編書課に在、亦免官、朝野新聞に入、成島柳北と相交あひまじはり、夫より工学寮の本朝学課長となり、十月来又々被免、此節は閑無事かんぶじ、書肆の頼に付、真片仮名しんかたかなの雑書編成仕居候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)