“屍体”のいろいろな読み方と例文
旧字:屍體
読み方割合
したい97.1%
しかばね1.4%
ちり1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うづ高いほど積まれてゐた屍体したいからいつのまにかみだした血あぶらで、床はいちめん足の踏み場もない有様だつたといふことです。
死児変相 (新字旧仮名) / 神西清(著)
いつかの日彼等の薔薇ばら色であった円蓋ドームの上には、政治的にも軍事的にも命脈のまったく尽きたロマノフのわしが、ついに巨大な屍体しかばねを横たえたのであるが、その矢先に
聖アレキセイ寺院の惨劇 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ナイシイの屍体ちりは、地の虫どものなかに朽ち果てよ。
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)