“したい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
屍体47.4%
肢体18.8%
死躰7.5%
死體5.3%
姿態4.5%
死体3.0%
肢態3.0%
屍體2.3%
姿体1.5%
肢體1.5%
0.8%
四大0.8%
四諦0.8%
四體0.8%
弛怠0.8%
翅体0.8%
肢躰0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ましてその首や首のない屍体を発見した事実になると、さっき君が云った通り、異説も決して少くない。そこも疑えば、疑える筈です。
西郷隆盛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
こういう風に、日本の妖怪には切りはなされた肢体を非常に実想的にとりあつかってある。これらも「病的感」「不具感」である。
ばけものばなし (新字新仮名) / 岸田劉生(著)
仏庵が死んでから四日めに当る、同じ正月の六日の夜半、その「むさし屋」の寮が自火で焼け、焼け跡から三人の死躰が出た。
五瓣の椿 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
さうして東隣からりてが五六かれた。それから土地習慣勘次めてやつたお死體は一近所せた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
そして、怖ろしいまでの苦悶の跡をみせて、その年若い婦人の裸体が不自然な姿態をその中に示しているのであった。——
電気風呂の怪死事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
また、船室って、すみからすみまで、懐中ランプでらして、さがしたけれど、やはり一人死体つからない。
海が呼んだ話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
軽薄なテンポに、××楼の広間でイヴニングを着て客と踊っていた妓の肢態を想いだした。カッと唇をかみしめながら、キャバレエーの中へはいって行った。
(新字新仮名) / 織田作之助(著)
そして其の屍體が地の底にまるか納まらぬに、お房の家は破産の宣告を受けて一離散となツた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
それぞれの胸の中には、あのネネの姿体が様々なかたちで、流れ去っていた。
腐った蜉蝣 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
また汝等のの中なる魂がさま/″\の能力に應じて異なる肢體にゆきわたるごとく 一三三—一三五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
申すが道です。お后様には不可思議なお方の
あなたをお申します。
四大のあらび、忌々しかる羅刹怒号
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
まず元祖の釈尊が工夫し出された「四諦」「十二因縁」の法をはじめ、支那へ来ては天台大師の天台宗の教義とか、達磨大師の禅法とかいうものであります。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
〔譯〕靈光障碍無くば、則ち乃ち流動してゑず、四體きをえん。
然れども人の最大なる得意の時代は、やがてまた最大の失意を胚胎し来るの時代たるなからむや。物は圧せられざれば乃ち膨脹す。膨脹は稀薄となり、稀薄は弛怠となり無力となる。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
彼らはいったいどこで夏頃の不逞さや憎々しいほどのすばしこさを失って来るのだろう。色は不鮮明にんで、翅体萎縮している。汚い臓物で張り切っていた腹は紙撚のようにせ細っている。
冬の蠅 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
殆んど無意識に口から出たのであるが、いつか雑木林の中で見せられた彼女の肢躰と、それに重なるように、あによめきいの姿が思いうかんだのである。
ちくしょう谷 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)