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姿態
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したい
ふりがな文庫
“
姿態
(
したい
)” の例文
達手
(
だて
)
で自由で
宜
(
よ
)
い、と私は
傍
(
そば
)
で思いました。いかにも文明国の、そして自由な新時代の女性としての公平なポーズ(
姿態
(
したい
)
)だと思いました。
女性の不平とよろこび
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
そして、怖ろしいまでの
苦悶
(
くもん
)
の跡をみせて、その年若い婦人の裸体が不自然な
姿態
(
したい
)
をその中に示しているのであった。——
電気風呂の怪死事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その手がつかんだのは、窓から這い入っていつか伸び放題の
姿態
(
したい
)
をしていた
藤蔓
(
ふじづる
)
の先であった。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
其日の
中
(
うち
)
に
逃帰
(
にげかへ
)
らむかと
已
(
すで
)
に心を決せしが、さりとては余り
本意
(
ほい
)
無し、
今夜
(
こよひ
)
一夜
(
ひとよ
)
辛抱
(
しんばう
)
して、もし再び
昨夜
(
ゆうべ
)
の如く婦人の
来
(
きた
)
ることもあらば度胸を
据
(
す
)
ゑて
其
(
そ
)
の容貌と
其
(
その
)
姿態
(
したい
)
とを観察せむ
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
おせんの
様々
(
さまざま
)
な
姿態
(
したい
)
に
尽
(
つく
)
されているのも
凄
(
すさ
)
まじかった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
▼ もっと見る
堂の内部は、
畳
(
たたみ
)
二十枚ほど敷ける。
炉
(
ろ
)
と、机と、
書箱
(
ほんばこ
)
のほか、何もないが、奥の方に、小さな棚が幾だんもあって、それに、さまざまな
姿態
(
したい
)
をした
木彫人形
(
もくちょうにんぎょう
)
が、
五百羅漢
(
ごひゃくらかん
)
のように並んでいる。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“姿態”の意味
《名詞》
姿 態(したい)
ある動作をしたときの姿。
(出典:Wiktionary)
姿
常用漢字
小6
部首:⼥
9画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“姿”で始まる語句
姿
姿勢
姿見
姿容
姿形
姿貌
姿見鏡
姿体
姿色
姿致