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餒
ふりがな文庫
“餒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
う
31.6%
ひも
26.3%
ひもじ
21.1%
あざ
5.3%
かつ
5.3%
す
5.3%
ひもじゅ
5.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
う
(逆引き)
初めて商売に出て、その男を知った時のことなどが、情味に
餒
(
う
)
えているような浅井の耳に、また新しく響いた。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
餒(う)の例文をもっと
(6作品)
見る
ひも
(逆引き)
餒
(
ひも
)
じい思いをさせられたことが身にしみているので、たとい貧しいものでも、腹一杯食べさせることにしていたからで、出先の
料亭
(
りょうてい
)
から上の抱えが
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
餒(ひも)の例文をもっと
(5作品)
見る
ひもじ
(逆引き)
食えない学校を卒業して、兎にも角にも
餒
(
ひもじ
)
い思いはしないのだから
宜
(
い
)
い。万事諦めている。しかし、せめてものことに、後世を益したい。
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
餒(ひもじ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
あざ
(逆引き)
が、何分にも、
餒
(
あざ
)
れた
黄肌鮪
(
きはだ
)
鬢長鮪
(
びんなが
)
が
可恐
(
おそろ
)
しい。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
餒(あざ)の例文をもっと
(1作品)
見る
かつ
(逆引き)
私はその時
二分金
(
にぶきん
)
で百両か百五十両
持
(
もっ
)
て居たから、この金を
独
(
ひと
)
りで持て居ても策でない、イザと
云
(
い
)
えば誰が
何処
(
どこ
)
にどう行くか分らない、金があれば
先
(
ま
)
ず
餒
(
かつ
)
えることはないから
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
餒(かつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
す
(逆引き)
気が
餒
(
す
)
えると云うような事を
思
(
おもっ
)
たものと見えます。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
餒(す)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひもじゅ
(逆引き)
余
(
あまり
)
の事にしくしく泣き出すと、こりゃ
餒
(
ひもじゅ
)
うて口も利けぬな、
商売品
(
あきないもの
)
で
銭
(
ぜに
)
を噛ませるようじゃけれど、一つ
振舞
(
ふるも
)
うて
遣
(
や
)
ろかいと、
汚
(
きたな
)
い土間に
縁台
(
えんだい
)
を並べた、狭ッくるしい暗い
隅
(
すみ
)
の
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
餒(ひもじゅ)の例文をもっと
(1作品)
見る
餒
漢検1級
部首:⾷
16画
“餒”を含む語句
敗餒
大餒
若敖之鬼餒而
“餒”のふりがなが多い著者
秋月種樹
小栗風葉
尾崎紅葉
徳田秋声
佐々木邦
蒲 松齢
福沢諭吉
中島敦
泉鏡花