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ひもじ
ふりがな文庫
“ひもじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
空腹
45.8%
餒
16.7%
飢
12.5%
餓
12.5%
饑
8.3%
乾
4.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空腹
(逆引き)
「さだめて
空腹
(
ひもじ
)
いことでござろう。わたくしが
糧
(
かて
)
を求めてまいります。そのあいだ、しばらくここに休息なされ。」
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ひもじ(空腹)の例文をもっと
(11作品)
見る
餒
(逆引き)
娘が来て世話をするまで、
私
(
わし
)
には
衣服
(
きもの
)
を着せる才覚もない。暑い時節じゃで、何ともなかろが、さぞ
餒
(
ひもじ
)
かろうで、これでも食わっしゃれって。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひもじ(餒)の例文をもっと
(4作品)
見る
飢
(逆引き)
今日
(
きょう
)
一日は山中に潜伏して、日の暮るるを待って里へ出る方が安全であろうと、
飢
(
ひもじ
)
い腹を抱えて
当途
(
あてど
)
も無しに
彷徨
(
さまよ
)
う
中
(
うち
)
に、彼は
大
(
おおい
)
なる谷川の
畔
(
ほとり
)
に出た。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ひもじ(飢)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
餓
(逆引き)
お丹
焦
(
じ
)
れて、「何もそんなに尋常ぶって、御辞退にも及びますまい。
餓
(
ひもじ
)
い腹なら食べるが
可
(
い
)
いのさ。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひもじ(餓)の例文をもっと
(3作品)
見る
饑
(逆引き)
にんじん——言うは
易
(
やす
)
しさ、おじさん。それに、いつも
饑
(
ひもじ
)
いくらいでよしといたほうがいいんだよ。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
ひもじ(饑)の例文をもっと
(2作品)
見る
乾
(逆引き)
両親ぐらゐに
乾
(
ひもじ
)
い思はきつと
為
(
さ
)
せませんから、
破屋
(
あばらや
)
でも可いから親子三人一所に暮して、人に後指を
差
(
ささ
)
れず、罪も作らず、
怨
(
うらみ
)
も受けずに、清く暮したいぢやありませんか。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ひもじ(乾)の例文をもっと
(1作品)
見る
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