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当途
ふりがな文庫
“当途”の読み方と例文
旧字:
當途
読み方
割合
あてど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あてど
(逆引き)
発狂して親戚に預けられた呉服屋の若い亭主が、その子供を背に負うて何か言いながら、
当途
(
あてど
)
もなく町を歩いていることであります。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ほかの者どもが
当途
(
あてど
)
もなしにそこらの神社仏閣などを尋ね迷っている間に、最もおくれて館を出た彼が最も早く姫のゆくえを探し当てた。
小坂部姫
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
一生を終えるまで出ずにはすみはしまいかと——そんな
当途
(
あてど
)
ない、心安めを云い聴かせてまで生きているのが……。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
当途(あてど)の例文をもっと
(15作品)
見る
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
“当”で始まる語句
当
当然
当惑
当時
当前
当座
当家
当身
当麻
当嵌
“当途”のふりがなが多い著者
中里介山
小栗虫太郎
直木三十五
三木清
夏目漱石
岡本綺堂
海野十三
宮本百合子