“当惑”のいろいろな読み方と例文
旧字:當惑
読み方割合
とうわく93.4%
たうわく4.9%
まごつ1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それも神様かみさまのお使者つかいや、大人おとなならばかくも、うした小供こどもさんの場合ばあいには、いかにも手持無沙汰てもちぶさたはなは当惑とうわくするのでございます。
蘿月らげつは一家の破産滅亡めつばうむかし云出いひだされると勘当かんだうまでされた放蕩三昧はうたうざんまいの身は、なんにつけ、禿頭はげあたまをかきたいやうな当惑たうわくを感ずる。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
之れで読めた、読めは読めたが、思わく違いに当惑まごついた。全くまごつくじゃ無えか。
かんかん虫 (新字新仮名) / 有島武郎(著)