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云出
読み方 | 割合 |
いいだ | 40.0% |
いひだ | 40.0% |
いいいだ | 20.0% |
間もなく老人と姉さんと母子二人出京して、ソレから
糺問所の様子も
分り
差入物などして居る中に、
阿母さんが
是非釜次郎に逢いたいと
云出した。
その
得意先の一
軒で
橋場の
妾宅にゐる
御新造がお
糸の
姿を見て
是非娘分にして
行末は
立派な芸者にしたてたいと
云出した事からである。
「
去年の夏凡兆が宅に
臥たるに、二畳の蚊屋に四国の人ふしたり。おもふこと
四にして夢も又四くさと書捨たる事どもなど
云出して笑ひぬ」