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云出
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いいだ
間もなく老人と姉さんと母子二人出京して、ソレから
糺問所の様子も
分り
差入物などして居る中に、
阿母さんが
是非釜次郎に逢いたいと
云出した。
一
分間黙して
両手で
膝を
擦っていた
郵便局長はまた
云出した。
若し私に政治上の功名心があって、藩に
行て佐幕とか勤王とか何か
云出せば、必ず一騒動を起すに違いない。
夫れから薩摩から戦の日延べを
云出したその時に、英公使の
云振りが
威嚇したにも
威嚇さぬにもマア大変な剣幕で、悪く
云えば日本人はその
威嚇を喰たようなもので