“いいだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
飯田64.7%
言出23.5%
云出11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江州ごうしゅう、甲州、あるいは信州飯田いいだあたりの生糸商人も追い追い入り込んで来る模様があるから、なかなか油断はならないとの話もある。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
デミトリチの顔付かおつき眼色めいろなどをひどって、どうかしてこの若者わかもの手懐てなずけて、落着おちつかせようとおもうたので、その寐台ねだいうえこしおろし、ちょっとかんがえて、さて言出いいだす。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
分間ぷんかんもくして両手りょうてひざこすっていた郵便局長ゆうびんきょくちょうはまた云出いいだした。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)