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手懐
ふりがな文庫
“手懐”の読み方と例文
旧字:
手懷
読み方
割合
てなず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てなず
(逆引き)
袁譚
(
えんたん
)
は城を出て、その後備えを追撃した。そして
殿軍
(
しんがり
)
の大将
呂曠
(
りょこう
)
と
呂翔
(
りょしょう
)
のふたりをなだめて、味方に
手懐
(
てなず
)
け、降人として、曹操の見参にいれた。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「叔父は
肚
(
はら
)
が黒いから、おためごかしに母を
手懐
(
てなず
)
けて、何をするか知れん。これを当分君に預けておくから、持って帰ってどこかへ仕舞っておいてくれ。」
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
二人の犬殺しの苦心もまたそこにあって、いろいろに犬を
手懐
(
てなず
)
けようとしたのもそれがためでありました。
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
手懐(てなず)の例文をもっと
(5作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
“手懐”で始まる語句
手懐得
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懐手
懐中手
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諸懐手
片懐中手
“手懐”のふりがなが多い著者
徳田秋声
アントン・チェーホフ
中里介山
吉川英治