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殿軍
ふりがな文庫
“殿軍”の読み方と例文
読み方
割合
しんがり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんがり
(逆引き)
この時も趙雲は、一手の軍兵を持って、最後まで四人の前に
殿軍
(
しんがり
)
していたため、手出しはおろか、私語する隙間もなかったのである。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こうして
殿軍
(
しんがり
)
が谷に下り、先陣が対山の向こう側へ次第に姿を消す頃には、ただ見る一匹の
大蜈蜙
(
おおむかで
)
が全身
焔
(
ほのお
)
に包まれながら白布の上を
這
(
は
)
うかのように
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
むろん私達は、あとから
殿軍
(
しんがり
)
を承わる。武器さえ持って行けば、決して心配ないと思います。如何でしょう? こいつは、手ッ取早くていいと思うんですが
坑鬼
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
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(27作品)
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“殿軍(殿(軍事用語))”の解説
殿(しんがり)は、後退する部隊の中で最後尾の箇所を担当する部隊。後備え(あとぞなえ)、殿軍(でんぐん)ともいう。
転じて、隊列や順番の最後尾のこと。
(出典:Wikipedia)
殿
常用漢字
中学
部首:⽎
13画
軍
常用漢字
小4
部首:⾞
9画
“殿”で始まる語句
殿
殿上人
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殿下
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吉川英治
押川春浪
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