“殿下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
でんか62.5%
クマール12.5%
あなた12.5%
法王12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これもまた金冠塚（きんかんづか）と同（おな）じような勾玉（まがたま）のついた金冠（きんかん）や金（きん）の飾（かざ）り物（もの）が出（で）ましたので、その品物（しなもの）をそのまゝ土（つち）の中（なか）に竝（なら）べて、殿下（でんか）に御覽（ごらん）に入（い）れましたが
博物館 (旧字旧仮名) ／ 浜田青陵(著)
私も印度人ではなかったが、この瞬間だけは「万歳」という特定語を持たぬこの印度の友達と心を一にして声の限りに「ナリン殿下（クマール）」を絶叫したのであった。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) ／ 橘外男(著)
「どうして殿下（あなた）は、今日のような御身分になられましたか。何か立身出世の秘訣（ひけつ）でもございますか」
般若心経講義 (新字新仮名) ／ 高神覚昇(著)
殿下（法王）の政府が下獄されて居る臣民を罰しない前に殿下（罰する以前に法王）の命により、最も学識ある数名の博士を日本に送りそして我が国の状況はいかがであるか
チベット旅行記 (新字新仮名) ／ 河口慧海(著)