“でんか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
殿下35.7%
田家28.6%
伝家21.4%
電火7.1%
田歌7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おどろきて堂の右に潜(ひそ)みかくるるを、武士(ぶし)はやく見つけて、何者なるぞ、七五殿下(でんか)のわたらせ給ふ。疾(と)く下(お)りよといふに、あわただしく簀子(すのこ)をくだり、土に俯(ふ)して七六跪(うずすま)る。
見渡す限りの新稲(しんいね)の若葉の中に幾つか丸形の活動の黒点が挟まれているのは、田を耕す農夫であった。阿Qはこの田家(でんか)の楽しみを鑑賞せずにひたすら歩いた。
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)
伝家(でんか)の宝什(ほうじゅう)、御旗(みはた)楯無(たてなし)の心をまもり、大祖父(だいそふ)信玄(しんげん)の衣鉢(いはつ)をつぎ、一片(ぺん)の白旗(しらはた)を小太郎山(こたろうざん)の孤塁(こるい)にたてます。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山毛欅(ぶな)の洞穴(うつろ)から跳(と)びだしたひとりの怪人(かいじん)が、電火(でんか)のごときすばやさで、かれの胸板(むないた)を敢然(かんぜん)とついてきた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とわめいた卜斎(ぼくさい)の大剣が、電火(でんか)のごとく竹童(ちくどう)の頭上におちてきた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
梅若太夫(うめわかだゆう)が、大織冠(たいしょっかん)、田歌(でんか)の二番を舞った。出来栄えよく、主客はやんやと褒(ほ)め囃(はや)した。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)