“怪人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいじん90.0%
モンスター10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
考えていたような恐ろしい顔も、みにくい顔もあらわれてはこずに、男の顔はかき消え、くびなしの怪人かいじんがそこにつっ立っていた。
と、小文治が乗りつけてみると、ひとりの怪人かいじん、蔦之助をみふせて鋭利えいりな短刀をその胸板むないたきとおそうとしている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この雪山の「怪人モンスター」は、土地の人も、また早い頃の冬山の登山家たちもよく知っていたが、十二三年前にドイツから或る映画家が来て、この山を背景にした映画を作って、我が国内にはもちろん
樹氷の科学 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)