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怪人
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かいじん
ふりがな文庫
“
怪人
(
かいじん
)” の例文
考えていたような恐ろしい顔も、みにくい顔もあらわれてはこずに、男の顔はかき消え、
首
(
くび
)
なしの
怪人
(
かいじん
)
がそこにつっ立っていた。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
と、小文治が乗りつけてみると、ひとりの
怪人
(
かいじん
)
、蔦之助を
組
(
く
)
みふせて
鋭利
(
えいり
)
な短刀をその
胸板
(
むないた
)
へ
突
(
つ
)
きとおそうとしている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
僕が何にも知らないで眠っているとき、僕の枕許に近づいてこのあやしい手紙をおいて行く
怪人
(
かいじん
)
——その怪人の姿を想像して僕は
戦慄
(
せんりつ
)
を禁ずることができなかった。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
雷火
(
らいか
)
の
炸裂
(
さくれつ
)
は、
詭計
(
きけい
)
でもなんでもない。
怪人
(
かいじん
)
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
が、ふところに
秘
(
ひ
)
めておいた一
塊
(
かい
)
の
強薬
(
ごうやく
)
を、
祭壇
(
さいだん
)
に燃えのこっていたろうそく
火
(
び
)
へ投げつけたのだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この物語のはじめに
出没
(
しゅつぼつ
)
した
覆面
(
ふくめん
)
の
怪人
(
かいじん
)
ガスコであった。またギンネコ号の艇長スコールだと名乗って、テッド博士
座乗
(
ざじょう
)
のロケット第一号のなかへ変装してやってきた怪漢だった。
怪星ガン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
おもわず足を
踏
(
ふ
)
みとどめて、ギョロッと両眼をふり向けたのは、
蛮衣
(
ばんい
)
に十字の
念珠
(
ねんじゅ
)
を
頸
(
くび
)
にかけた
怪人
(
かいじん
)
、まさしく、これぞ、
正真正銘
(
しょうしんしょうめい
)
の
和田呂宋兵衛
(
わだるそんべえ
)
その者だ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その
怪人
(
かいじん
)
は、道彦と同じようなことを、自分からいった。彼の話すところによれば、氷河期にとじこめられた人間だというのだ。道彦は目をみはった。そして、あらためて、怪人の顔をみなおした。
氷河期の怪人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
何者であろうか、その
怪人
(
かいじん
)
は?
ふしぎ国探検
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
現われた
怪人
(
かいじん
)
氷河期の怪人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
深夜
(
しんや
)
の
怪人
(
かいじん
)
爆薬の花籠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
怪船
(
かいせん
)
と
怪人
(
かいじん
)
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
怪人
(
かいじん
)
現
(
あらわ
)
れる
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“怪人”の意味
《名詞》
正体が不明で不思議な人。
(出典:Wiktionary)
“怪人”の解説
怪人(かいじん)とは、怪しい人物、または奇怪な能力を持つ人物を指す言葉。狭義では冒険活劇、特にテレビの特撮番組に登場する「特殊能力を持った悪人」を指す。本稿ではこの怪人について記述する。
(出典:Wikipedia)
怪
常用漢字
中学
部首:⼼
8画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“怪人”で始まる語句
怪人物