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田家
ふりがな文庫
“田家”の読み方と例文
読み方
割合
でんか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でんか
(逆引き)
人家の犬
籬笆
(
りは
)
の間より人の来るを見て吠ゆ。宛然
田家
(
でんか
)
の光景なり。細径に従つて盤回すればおのづから金剛寺の
域
(
さかい
)
に出づ。
礫川徜徉記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
見渡す限りの
新稲
(
しんいね
)
の若葉の中に幾つか丸形の活動の黒点が挟まれているのは、田を耕す農夫であった。阿Qはこの
田家
(
でんか
)
の楽しみを鑑賞せずにひたすら歩いた。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
田の
面
(
おも
)
一般に白く、今を盛りと咲き競うは、中稲にて、己に薄黒く色つき、穂の形を成せるは早稲にやあらん、
田家
(
でんか
)
の垣には、萩の花の打ち乱れて、人まち顔なるも有り、青
無花果
(
いちじく
)
の
大利根の大物釣
(新字新仮名)
/
石井研堂
(著)
田家(でんか)の例文をもっと
(4作品)
見る
“田家”の意味
《名詞》
いなかの民家。
いなか。
(出典:Wiktionary)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
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田
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