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敢然
ふりがな文庫
“敢然”の読み方と例文
読み方
割合
かんぜん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんぜん
(逆引き)
カンニングの連中にいつも脅迫されながら
敢然
(
かんぜん
)
として応じなかったのは光一であった。もっともたくみなのは手塚であった。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
私は、兄の
叱咤
(
しった
)
の言よりも、そのほうに、そっと耳をすましていた。ふっと一言、聴取出来た。私は、
敢然
(
かんぜん
)
と顔を挙げ
一灯
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
フランス軍の将校のためにピアノの演奏を迫られ、
敢然
(
かんぜん
)
峻拒
(
しゅんきょ
)
して二百キロを歩んでウィーンに帰ったことなどもあった。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
敢然(かんぜん)の例文をもっと
(20作品)
見る
“敢然”の意味
《名詞・形容動詞》
思い切って何かをすること。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
敢
常用漢字
中学
部首:⽁
12画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“敢”で始まる語句
敢
敢為
敢行
敢果
敢無
敢爲
敢果取
敢為冒険
敢為活溌
敢為邁往
検索の候補
敢問何謂浩然之気
“敢然”のふりがなが多い著者
加藤道夫
下村湖人
吉川英治
谷崎潤一郎
海野十三
野村胡堂
太宰治
岡本かの子