“いいいだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
云出50.0%
言出50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
去年こぞの夏凡兆が宅にふしたるに、二畳の蚊屋に四国の人ふしたり。おもふことよつにして夢も又四くさと書捨たる事どもなど云出いいいだして笑ひぬ」
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
何やらむ言出いいいだてんとする途端、たちまち大地のゆらゆらと動出ゆるぎいだせしに、あれ! と叫びて思わず仙太の体にすがりも着かせず、さながら百雷一時に落つる如き響とともに
片男波 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)