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云掛
読み方 | 割合 |
いいか | 40.0% |
いひかけ | 20.0% |
いひか | 20.0% |
いひかゝり | 20.0% |
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永「七兵衞さん、
先刻お前、
私におつう
云掛けたが、お前はお梅はんと私と
訝しな事でも有ると思って
疑って居やアせぬか」
殺したなどとは
無法な
云掛然樣の覺えは更になし實に汝ぢは
見下果たる奴なり
公儀の前をも
憚らず有事
無事を
饒舌り立
己がことを
見て
否々人違ひに非ず盜賊は此者に相違なく此程我に無心を
云掛けしを聞ざる
故盜に入しならん
直樣訴へ申べしと云を町内の人々來り我等に
預け給へとて無理に四郎右衞門を
言懸られお菊は
口惜きこと限りなく
屹度膝を立直し是は思ひも依ぬ事を
仰せらるゝもの
哉云掛されるも程がある
勿體ない母樣を