“公儀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうぎ64.3%
おかみ21.4%
かみ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
流しはからず公儀こうぎの御調しらべに相成し事冥加みやうが至極しごく有難く存じ奉つる然らば現在のまゝ申上候はんが私し儀何等の意趣も之なき惣内夫婦を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
殺したなどとは無法むはふ云掛いひかけ然樣の覺えは更になし實に汝ぢは見下果みさげはてたる奴なり公儀おかみの前をもはゞからず有事無事ないこと饒舌しやべり立おのがことを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
わづか二三兩の金をも貸ず只今に至り證據もなき事を公儀かみへ申立候だん不屆者めと白眼にらまれしかば彌吉夫婦は戰慄ふるへ出し恐れ入て居たりける
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)