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公儀
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かみ
ふりがな文庫
“
公儀
(
かみ
)” の例文
僅
(
わづか
)
二三兩の金をも貸ず只今に至り證據もなき事を
公儀
(
かみ
)
へ申立候
段
(
だん
)
不屆者めと
白眼
(
にらま
)
れしかば彌吉夫婦は
戰慄
(
ふるへ
)
出し恐れ入て居たりける
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
お
公儀
(
かみ
)
が、御存じじゃ。十九歳から四十年間の御奉公振りは、
堂上衆
(
どうじょうしゅう
)
も、知って居られる。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
も見出さずお菊が仕業なりと申立
公儀
(
かみ
)
へ御苦勞を懸し段麁忽不義の致し方に付重き御
咎
(
とが
)
めにも申付べきの處格別の御
憐愍
(
れんみん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
其方共儀長八
娘
(
むすめ
)
身受
(
みうけ
)
相談
(
さうだん
)
の儀は
公儀
(
かみ
)
に於ても孝心を御賞し有るに
付
(
つき
)
利欲
(
りよく
)
に
關
(
かゝは
)
らず
深切
(
しんせつ
)
に
懸合
(
かけあひ
)
を
遂
(
とげ
)
遣はすべし
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“公儀”の意味
《名詞》
公儀(こうぎ)
公に関すること。おもてむき。
朝廷。公家。
幕府。将軍家。
役所。
(出典:Wiktionary)
“公儀”の解説
公儀(こうぎ/くうぎ)とは、日本の中世から近世において公権力を指した語。
(出典:Wikipedia)
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
儀
常用漢字
中学
部首:⼈
15画
“公儀”で始まる語句
公儀筋
公儀御使
公儀隱密