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憐愍
ふりがな文庫
“憐愍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
れんびん
71.7%
れんみん
10.1%
あはれみ
9.1%
あわれみ
6.1%
あわれ
2.0%
れいびん
1.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れんびん
(逆引き)
たまらない
憐愍
(
れんびん
)
がわいて彼はまた直義の枕元に坐り直した。弟は自分のように
狡
(
ずる
)
くなかった。なお置文をたましいとして持っていた。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
憐愍(れんびん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
れんみん
(逆引き)
千の
苦艱
(
くげん
)
も
固
(
もと
)
より
期
(
ご
)
したるを、なかなかかかる
寛
(
ゆたか
)
なる信用と、かかる
温
(
あたたか
)
き
憐愍
(
れんみん
)
とを
被
(
かうむ
)
らんは、
羝羊
(
ていよう
)
の
乳
(
ち
)
を得んとよりも彼は望まざりしなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
憐愍(れんみん)の例文をもっと
(10作品)
見る
あはれみ
(逆引き)
眤
(
じつ
)
と松太郎の寝姿を見乍ら、大儀相に
枕頭
(
まくら
)
を廻つて、下駄を穿いたが、その寝姿の哀れに小さく見すぼらしいのがお由の心に
憐愍
(
あはれみ
)
の
情
(
こころ
)
を起させた。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
憐愍(あはれみ)の例文をもっと
(9作品)
見る
▼ すべて表示
あわれみ
(逆引き)
米を
煑
(
に
)
るのだ、と笑って、それからそれへ花は咲いたのだったが、しかし、気の毒だ、可哀相に、と
憐愍
(
あわれみ
)
はしたけれども、徹頭徹尾
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
憐愍(あわれみ)の例文をもっと
(6作品)
見る
あわれ
(逆引き)
欣弥はこの
体
(
てい
)
を見るより、すずろ
憐愍
(
あわれ
)
を催して、胸も張り裂くばかりなりき。同時に渠はおのれの職務に心着きぬ。私をもって公に代えがたしと、渠は
拳
(
こぶし
)
を握りて
眼
(
まなこ
)
を閉じぬ。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
憐愍(あわれ)の例文をもっと
(2作品)
見る
れいびん
(逆引き)
そして昼間の相手と比べて、この男の
技
(
わざ
)
の拙劣なのに
憐愍
(
れいびん
)
をさえ催していたのであったが、どういうわけか、そうしているうちに結局私は昼間の場合と同じように興奮してしまった。
鍵
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
憐愍(れいびん)の例文をもっと
(1作品)
見る
憐
漢検準1級
部首:⼼
16画
愍
漢検1級
部首:⼼
13画
“憐愍”で始まる語句
憐愍令
検索の候補
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生類御憐愍
愍憐
“憐愍”のふりがなが多い著者
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ロマン・ロラン
谷崎潤一郎
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中島敦
徳冨蘆花
吉川英治
橘外男
谷譲次
上田敏