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煑
ふりがな文庫
“煑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
に
84.6%
た
7.7%
い
3.8%
にえ
3.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
に
(逆引き)
そして、その木を持って帰ってきて、それに火を
点
(
つ
)
けてみると、狸と狐の姿が現われた。張華はその二疋をつかまえて
煑
(
に
)
てしまった。
狐と狸
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
煑(に)の例文をもっと
(22作品)
見る
た
(逆引き)
「それが苦しければ代えてやってもいい、石を
煑
(
た
)
いて汁をこしらえるか、それとも一尺の体になるか」
太虚司法伝
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
煑(た)の例文をもっと
(2作品)
見る
い
(逆引き)
義男は何事も一氣に遣付ける事の出來ない口ばかり巧者なこの女が、
煑
(
い
)
り豆の豆が顏にぴんと痛く彈きかゝつた樣に癪にさわつて小憎らしくなつた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
煑(い)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
にえ
(逆引き)
狹い柳町の通は、
造兵歸
(
ざうへいがへり
)
の職工で、
煑
(
にえ
)
くり返るやうである。
軒燈
(
けんとう
)
が
徐々
(
そろ/\
)
雨の中から光出して、暖かい煙の
這出
(
はひだ
)
して來る
飯屋
(
めしや
)
の
繩暖簾
(
なはのれん
)
の前には、
腕車
(
くるま
)
が幾臺となく置いてある。
絶望
(旧字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
煑(にえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
煑
部首:⽕
13画
“煑”を含む語句
煑染
煑液
煑炊
煑立
鼈煑
鹽煑
雑煑
甘煑
煑酢
煑返
煑転
煑豆
煑詰
御雜煑
煑物
煑漬
煑湯
煑小豆
煑始
煑出
“煑”のふりがなが多い著者
坪井正五郎
浜田青陵
フィオナ・マクラウド
三遊亭円朝
徳田秋声
長塚節
高村光太郎
梶井基次郎
泉鏡太郎
泉鏡花