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公儀
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おかみ
ふりがな文庫
“
公儀
(
おかみ
)” の例文
殺したなどとは
無法
(
むはふ
)
な
云掛
(
いひかけ
)
然樣の覺えは更になし實に汝ぢは
見下果
(
みさげはて
)
たる奴なり
公儀
(
おかみ
)
の前をも
憚
(
はゞか
)
らず有事
無事
(
ないこと
)
を
饒舌
(
しやべ
)
り立
己
(
おの
)
がことを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
公儀
(
おかみ
)
へは遠乗りの途中暴れ馬が殿を乗せたまま雑木林に飛込み、木の枝で眼を
突
(
つつ
)
かれた——と届出ているが、町人の
玩
(
もてあそ
)
ぶ楊弓の矢で眼を一つ
潰
(
つぶ
)
されては、何としても諦められない。
銭形平次捕物控:040 大村兵庫の眼玉
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
預
(
あづけ
)
るぞと
殘
(
のこ
)
る處無く
差※
(
さしづ
)
有
(
あつ
)
て原田大右衞門歸宅致しける
依
(
よつ
)
て
公儀
(
おかみ
)
の
御詮議
(
ごせんぎ
)
は
行屆
(
ゆきとゞ
)
きしものなりと人々感心したりけり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
公儀
(
おかみ
)
へは遠乘りの途中暴れ馬が殿を乘せたまゝ雜木林に飛込み、木の枝で眼を突かれた——と屆出てゐるが、町人の
玩
(
もてあそ
)
ぶ楊弓の矢で眼を一つ潰されては、何としても諦らめられない。
銭形平次捕物控:040 兵庫の眼玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
殺害
致
(
いた
)
したる
覺
(
おぼ
)
え一
向
(
かう
)
に御座なく候と申立ければ大岡殿
否々
(
いな/\
)
覺えの無とは云せぬぞ
公儀
(
おかみ
)
に於て
證據
(
しようこ
)
のなきことを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“公儀”の意味
《名詞》
公儀(こうぎ)
公に関すること。おもてむき。
朝廷。公家。
幕府。将軍家。
役所。
(出典:Wiktionary)
“公儀”の解説
公儀(こうぎ/くうぎ)とは、日本の中世から近世において公権力を指した語。
(出典:Wikipedia)
公
常用漢字
小2
部首:⼋
4画
儀
常用漢字
中学
部首:⼈
15画
“公儀”で始まる語句
公儀筋
公儀御使
公儀隱密