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勘当
ふりがな文庫
“勘当”のいろいろな読み方と例文
旧字:
勘當
読み方
割合
かんどう
87.5%
かんだう
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんどう
(逆引き)
蘿月は一家の破産滅亡の昔をいい出されると
勘当
(
かんどう
)
までされた
放蕩三昧
(
ほうとうざんまい
)
の身は、
何
(
なん
)
につけ、
禿頭
(
はげあたま
)
をかきたいような当惑を感ずる。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「いや、そんな仔細ではないが、右馬介めは、不届きな奴だ。こよい限り
勘当
(
かんどう
)
したぞ。よも姿は見せまいが、以後近づけるな」
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
勘当(かんどう)の例文をもっと
(28作品)
見る
かんだう
(逆引き)
一五六
己
(
おの
)
が世しらぬ身の、御
赦
(
ゆるし
)
さへなき事は重き
一五七
勘当
(
かんだう
)
なるべければ、今さら悔ゆるばかりなるを、姉君よく憐み給へといふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
蘿月
(
らげつ
)
は一家の破産
滅亡
(
めつばう
)
の
昔
(
むかし
)
を
云出
(
いひだ
)
されると
勘当
(
かんだう
)
までされた
放蕩三昧
(
はうたうざんまい
)
の身は、
何
(
なん
)
につけ、
禿頭
(
はげあたま
)
をかきたいやうな
当惑
(
たうわく
)
を感ずる。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
勘当(かんだう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“勘当”の意味
《名詞》
(context、dated)法に照らし処罰すること。
(context、dated)叱責すること。
主従、師弟、親子などの関係を絶ち、追放すること。義絶。
(出典:Wiktionary)
“勘当”の解説
勘当(かんどう)は、親が子に対して親子の縁を切ること。
(出典:Wikipedia)
勘
常用漢字
中学
部首:⼒
11画
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
“勘当”で始まる語句
勘当帳
検索の候補
御勘当
勘当帳
“勘当”のふりがなが多い著者
長谷川伸
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